夜の炭水化物は、筋肉をつけたり減量したり
する時はどうしたら良いのか?という疑問が
湧いたことは誰でもあると思います。
今回はそれについて言及してみたいと思います。
筋肉をつけたい時の夜の炭水化物は?
よく、
「脂肪をなるべくつけないように筋肉をつけたい」
という人が多いと思います。
その考えは良いと思いますし、私もそういう考えでいます。
しかし、だからと言って夜の炭水化物は摂らない、
という考えとはまた違います。
確かにすごく夜遅くに炭水化物を大量に摂取すれば、
脂肪は付きやすくなってしまうかもしれませんが、
普通に夜炭水化物を摂るのであれば良いと思います。
むしろ、夜の夕食もある程度しっかり
炭水化物を摂取していったほうが
筋肉はしっかりついてくると思います。
(一度にたくさん食べれば脂肪が付きやすくなりますが)
もし、夜に炭水化物を摂らない場合は、それ以外の
食事で炭水化物を摂取していく必要があります。
となると、筋肉をつけるのに必要な
炭水化物の量を夜以外のタイミングで摂って
いく事になり、1度に摂取する炭水化物の
量が多くなる可能性があります。
タンパク質にしても、炭水化物にしても同じ量を
食べるならなるべく摂取する回数を増やしていく方が
効率的に体がそれらの栄養を取り込めます。
なので、私の意見としては夜も
炭水化物を適量摂ったほうが
筋肉をつけるのには有効だと思います。
それでも脂肪がつくのが気になる場合は、GI値の低い
玄米やソバなどを摂取していくと良いと思います。

減量する時の夜の炭水化物は?
さて、今度は減量する時は夜の炭水化物は
どうしたら良いのか?というところですが、
これは人にもよるし、その人のその日の
食事内容によって摂った方がいい、
摂らないほうが良い、は違ってくると思います。
こう言ってしまうと、
「じゃあどっちなの?」
と思われるかもしれませんが、実際人に
よっては摂らないほうが良いですし、
逆に摂ったとしても減量出来る人もいます。
ダイエット(減量)は、
『夜に炭水化物を摂らなければ痩せる』
という単純なものではありません。
もしそうであれば、ダイエットしたい人達で
夜に炭水化物を抜いた人はダイエットに成功しているはずです。
多分うまくいかなかった人のほうが多いと思います。
「じゃあ、どうすれば良いの?」
という事ですが、これはまず夜に炭水化物を
摂る、摂らない以前に現在、自分がどのくらい食べたら
体重を維持できているのか?という目安を知ることです。
つまり、
『自分の体重の変動がない1日の摂取カロリーを知る』
って事です。
それば分かれば、それよりも摂取カロリーが
多ければ夜に炭水化物を摂れば太りますし、
少なければ夜に炭水化物を摂っても太りません。
消費カロリーが摂取カロリーを上回って
いれば、普通の夕食の時間(18時~21時くらい)
でお茶碗一杯くらいのご飯を
食べても太る事はない、って事です。
むしろ、1日の炭水化物量が極端に少ない日が
ずっと続くと、代謝が下がる可能性があるので、
ご飯を食べたほうが体重が落ちるケースがあります。
■補足
ただし、夜遅くに炭水化物をたくさん摂った場合は、
太りやすいので、そこは加減が必要です。
まとめ
筋肉をつけたい場合は、夜も炭水化物を
一定量摂っていくことが大切です。
(お茶碗1杯、どんぶり1杯のご飯など)
ダイエット(減量)をしている場合は、
摂取カロリーよりも消費カロリーが上回るように
すれば、夜の炭水化物も摂ることが出来ます。
ただし、人間にとって一番のエネルギー源になる
炭水化物は、夜に摂り過ぎる(摂取カロリーオーバー)
と脂肪になる事は理解しておいてください。
このように完全な正解などありませんので、
夜に炭水化物を摂らなければ痩せる、という
安易な考えだけは持たないようにしましょう。
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