納豆は、筋トレをしている人以外の一般人にもよく食べられている素晴らしい栄養素が詰まった食べ物です。
ただ、筋肉をつける為に筋トレをしている人にとって納豆は必要なのか?食べるべきなのか?というところを疑問に思っている人もいるかもしれないので、今回はそのあたりについて言及してみようと思います。
納豆は筋トレをしている人は食べるべき?

納豆は、「畑の肉」と言われる大豆から出来た食べ物で、植物性タンパク質を沢山含んでいます。
納豆に含まれる植物性タンパク質は、動物性タンパク質よりも体内で吸収される率が低い、というデータがありますが、これは筋肉がつかない、という話ではありません。
実際、肉や魚、乳製品などの動物性タンパク質を一切食べないビーガンと呼ばれる人の中でボディービルダーもいますし、昔のボディービルダーで毎日納豆を10個くらい食べて筋肉をつけた人もいます。
つまり、納豆のような植物性タンパク質から出来ている食べ物を食べてもしっかり筋肉はつく、ということ。
もちろん、肉や魚、卵などの動物性タンパク質ばかりを食べても筋肉はつきますが、納豆には、
- 多くのビタミンB群
- ナットウキナーゼ
- イソフラボン
など、動物性タンパク質にはない素晴らしい栄養素が沢山含まれています。
そして、納豆の特筆すべきところは発酵食品だということ。
いくら筋肉に良い食べ物を摂取しても、体が栄養をしっかり吸収しないと、食べたモノが無駄になってしまいます。
そうならないように腸内環境を整える効果があるのが発酵食品の力。
これらの事から、納豆は筋肉をつけて健康的な体を維持していく為にも、筋トレしている人も食べるべき食品だと思います。
いくら筋肉がしっかりついていても、いつも体調が悪かったり、健康診断に引っかかるような体だったら嫌じゃないですか。
結局は、バランスが大切じゃないかな、と。
納豆はいつ食べたら良いのか?
納豆を食べるタイミングに関しては、朝食でも昼食でも夕食でもいつでも良いと思います。
たまに、筋トレ前や筋トレ後は食べたほうが良いのか?みたいな質問をくれることがあるのですが、あえてそのタイミングで食べる必要は無いかな、と。
納豆は、ボチボチ消化に時間がかかる(脂質も少し含んでいる)ので、筋トレ前や筋トレ後にタンパク質を摂取する為の食品としては、あまり向いていないかもしれません。(絶対ダメとは思いませんが・・・)
どちらかと言えば、筋トレ前や筋トレ後は、プロテインや脂質の少ない肉や魚を食べていったほうが良いでしょう。
まとめ
今回は、筋肉をつけたくて筋トレをしている人は、納豆を食べていったほうが良いのか?という事について言及してみました。
客観的な回答としては、別に納豆を食べなくても筋肉はつくので必要無いと言えばそれまでですが、納豆には素晴らしい栄養素が沢山含まれているので、定期的に食べていったほうが良い、という事になります。
特に、健康面の強化や腸内環境の改善には納豆は素晴らしい効果を発揮するので、筋トレをしている人も食べていった方が何かとメリットはあるんじゃないかな、と。
ちなみに私は、毎日納豆を最低1個、たまに2個食べています。
これは余談ですが、発酵食品には他にもヨーグルトやキムチ等がありますが、日本人の体に一番合っているのは納豆だと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
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