内臓疲労かな、と感じた時に回復方法としてあなたはどんな対策をしていますか?
この記事では、内臓疲労を疑うべき症状をいくつか紹介しつつ、解消する為の方法を3つ紹介しつつ、その後の食事についての話もしていこうと思います。
ちなみに、内臓疲労を回復させることは代謝を上げる事にも繋がり、結果的に体脂肪を減らしやすくなるので、ダイエット(減量)を実践している人も必見です。
内臓疲労を疑うべき症状

内臓疲労というのは言葉の通り、内臓が疲労していていつもよりも内臓の稼働が出来ていない状態です。
言い換えると、代謝が下がってしまっている状態。
こうなると、体に様々な症状が表れてきます。(ちなみに内臓も筋肉です)
内臓疲労というと、お腹の状態が良くない場合にだけ「内臓が疲労しているかも?」と思うかもしれませんが、内臓が疲労を疑うべき症状は、他にもあります。
例えば、
- 1日を通していつもよりもお腹が減らない(1日中お腹が重い)
- 起床時に体がだるい(熟睡出来ていない感じ)
- 手足がむくみやすくなる
- 肩や腰に張りがある
このような症状が出ていた場合、内臓が疲労している可能性があります。
1日を通していつもよりもお腹が減らない(1日中お腹が重い)場合というのは、何となく内臓疲労しているのが想像つくのではないでしょうか。
内臓が弱っている状態というのは、いつもと同じ量の食事を食べようと思っても、食べたものを上手に消化できない状態です。
自然と食べ物の消化効率も下がり、あまりお腹が減らない状況になりやすいのです。
体が疲労している時に体が重いと感じるのと同じように内臓も疲労していれば、お腹も重く感じます。
その他の症状は、あまり内臓疲労と関係ないように見えますが、これはどういう事でしょうか?
この答えは簡単で、
『内臓が疲労していると、体が内臓を回復する為に沢山のエネルギーを使うので、他の機能を正常に稼働する為のエネルギーが足りなくなる』
から。
起床時に体がだるい(熟睡出来ていない感じ)原因も、睡眠中に体の回復をさせようとしても、そこまでエネルギーが回らないから。
手足がむくみやすくなるのも、エネルギー不足で水分代謝をいつものように出来ていないから。
肩や腰に張りがあるのも、体に動いてほしくない合図。(体を動かせば疲労して、またその回復にエネルギーが必要だから)
話をまとめると、内臓疲労を疑う症状というのは、内臓疲労してしまった為に他の機能が正常に稼働しなくなったから出てきた、という事になります。
内臓疲労の回復方法
内臓疲労を回復させる方法は、
- 運動を止める(激しい動きも含む)
- 睡眠時間の確保
- 食事を抜く
主にこの3つです。
運動を止める(激しい動きも含む)

先程の内臓疲労を疑う症状のところでも少し話しましたが、内臓疲労が起こっている時は、他の機能が正常に稼働しにくくなっている状態です。
なので、体はなるべく他の事にエネルギーを使わない状態にする必要があります。
特に、マラソンや筋トレなど激しい運動をすれば、疲労も溜まりやすくなり、その疲労を回復するのに膨大なエネルギーが必要になってきます。
そうなると、内臓疲労を回復させるためのエネルギーが足りなくなってしまい、結果的に内臓疲労も解消できないし、体の疲労も回復出来ない、という事になってしまいます。
なので、少しでも内臓が疲労しているかな、と感じたら、運動をしていた場合は止める事をおすすめします。
運動以外にも、趣味でやっているダンスや、通勤で長距離の自転車移動など、疲労しやすい行動も控えていくと良いでしょう。
睡眠時間の確保
睡眠時間をしっかり確保していくことで、内臓疲労を回復させやすくなります。
睡眠している時は、副交感神経が優位になり、起きている時に活発に動いていた内臓もゆっくり休む事ができます。
当然、就寝中は内臓の稼働率も下がりますから、就寝前になるべく胃の中に食べ物があまり残っていない状態を作るのがおすすめです。(基本は、夕食を就寝4時間以上前に済ますとか、食事量自体を減らすとか)
あとは、最低でも6時間以上(8時間とかおすすめ)の睡眠を確保する事をおすすめします。
食事を抜く

そして、何と言っても1番内臓疲労を解消させやすい方法が、
『食事を抜く』
ということ。
内臓も体の中で言ったら筋肉の一部・・・筋肉が疲労した時は、休ませるのが1番ですよね。
だったら、内臓も休ませるのが1番なので、食事を抜けば内臓は消化吸収の作業をやらなくて良くなり、休むことが出来ます。
つまり、食事を抜いてあげれば、内臓は回復しやすくなるのです。
この食事を抜くタイミングや回数についてなのですが、これは状況によります。
食事を抜くタイミングに関しておすすめなのは、
- 夕食
- 朝食
このどちらか。
内臓疲労の症状が重い場合は、食事をしない時間が長い方が回復しやすいので、夕食を抜いたほうが良いかな、と思います。(前日の昼食〜翌日の朝食まで内臓を休ませる事が出来ます)
症状が軽い場合は、朝食だけ抜くだけでも良いでしょう。
もし、夕食を抜いても内臓疲労が抜けないくらい症状が酷かった場合は、夕食と翌日の朝食の2食抜くのもアリです。
ここまでやることは、滅多に無いと思いますが、2食抜かないと内臓疲労が回復しない場合もある、ということは覚えておいたほうが良いでしょう。
ここで1つ補足しておきますが、食事は抜いても水分はしっかり摂取していきましょう。(普通にミネラルウォーターをこまめに飲んでいくのがおすすめ)
内臓疲労が回復してきた時の食事

先程、食事を抜くと内臓疲労を回復させやすい、という話をしましたが、食事を抜いた後に最初に食べる食事の内容や量は気をつける必要があります。
せっかく内臓が回復しつつある状態でいきなり刺激のある食べ物(辛いものやスパイスの効いたもの)や、消化に悪い食べ物(揚げ物や食物繊維の多いもの)を食べてしまうと、またすぐ内臓が疲労してしまう可能性があります。
ですから、食事を抜いた後に食べる最初の食事では、消化に良い食べ物を軽く食べるようにしましょう。
この時、栄養バランスはあまり考える必要はありません。
例えば、
- 果物
- おかゆ
- うどん(柔らかめ)
- 豆腐
- ササミや胸肉(柔らかく蒸した)
などを軽く食べていくと良いでしょう。
よく噛んで食べて、食べ過ぎないようにするのがおすすめ。
こうする事で、内臓の疲労が完全に抜けて、次回の食事からしっかり栄養を消化吸収してくれるようになるでしょう。
そして、代謝も上がってきて、体脂肪も燃焼しやすい体になっていきます。
まとめ
今回は、内臓疲労を起こすとどんな症状が出てくるのか?や、内臓疲労を感じた時の回復方法についても言及してきました。
内臓疲労になった時というのは、お腹の調子が良くない状態だけではなく、起床時に体がだるかったり、手足がむくみやすくなりますよ、という話をしました。
また、内臓疲労を回復させる方法としては、
- 運動を止める(激しい動きも含む)
- 睡眠時間の確保
- 食事を抜く
この3つを実践すると良いですよ、という話もしました。
特に、食事を抜くという方法は内臓を休めるのに絶大な効果を発揮するので、もし内臓疲労を起こしているかな、と思った時は、試してみてください。(水分摂取は忘れずに・・・)
症状が軽い場合は、朝食、重い場合は夕食を抜いてみると、内臓疲労が解消しやすい可能性があるのでおすすめです。
もちろん、人によっては効果が薄かったり高かったりするので、状態に合わせて調整してみてください(2食抜きは効果大)
この記事が参考になれば幸いです。
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