体脂肪を減らしたり、筋肉をつけたりしながら理想の体型を手に入れるべく、筋トレを始めようと思った筋トレ初心者は、まずどんな器具とグッズを揃えるべきか?
ここは、なかなか難しいところだと思います。
そこで、今回は筋トレ初心者が自宅で筋トレをする時に最低限必要なトレーニング器具やグッズを紹介していこうと思います。
筋トレ初心者に最低限必要なトレーニング器具
ダンベル

筋トレ初心者で、
「まずは自重トレーニングから始めよう」
という人もいるかもしれませんが、目的(ゴール)が筋肉をつけたり、脂肪を燃焼させながら体を引き締めたい場合は、お金をケチらずにダンベルは購入することをおすすめします。
その人に素質(筋肉がつきやすいDNA)があれば、自重トレーニングをするだけでも、一般人からすればかなり良い体型を手に入れることが出来るかもしれませんが、そういう人は稀です。
せいぜいなれたとしても、普通の人よりもちょっと良い体型程度だと思うので、遠回りをしたくなかったら、ダンベルは購入すべきです。
ダンベルを購入すれば、脚、大胸筋、広背筋、肩、腕(二頭筋、三頭筋)と全体が鍛えられますから。
ダンベルの中でも、お金に余裕がある人は一瞬で重量を変えることが出来るアジャスタブルダンベルがおすすめ。
部屋が狭い人であったとしても、省スペースで管理できるところもアジャスタブルダンベルの良いところ。
アジャスタブルダンベルの中でおすすめなのは、作りも良くて安価なMotions(モーションズ)です。
アジャスタブルダンベルには24kgセットと40kgセットがあるのですが、男性の場合は迷わず40kgセットの購入をおすすめします。
普通の可変式ダンベルであれば、重量があとで足りなくなったら買い足せば良いのですが、アジャスタブルダンベルはそれが出来ないからです。
最初は重く感じるかもしれませんが、24kgはさすがに男性には軽すぎて、すぐ物足りなくなるはずなので、もし購入する場合は40kgセットのほうを購入しましょう。
女性の場合は、24kgセットで十分ですよ。
お金に余裕が無い場合は、普通の可変式ダンベルを購入しましょう。
この場合は、最低でも
- 男性なら30kg(片方の重量)のダンベルセット
- 女性なら20kg(片方の重量)のダンベルセット
筋トレを初めて最初の1年くらいは扱う重量もかなり増えていきますので、もし足りなくなった場合は、プレートを買い足せば良いのですが、プレートを単体で購入すると割高です。
なので、出来れば最初のダンベルセットを購入する段階で、重めの重量を購入しておいたほうがお得ですよ。
もし、可変式のダンベルを購入するならおすすめのメーカーは、有名どころの
- ファイティングロード
- アイロテック
ちなみに私が筋トレを始めた時は、ファイティングロードの30kgセットを購入しました。
トレーニングベンチ

ダンベル以外に自宅で筋トレをする筋トレ初心者にとって必要なのは『トレーニングベンチ』です。
ダンベルだけ購入して、自宅で筋トレしている人も中に入ると思いますが、ダンベルだけだと胸(大胸筋)の筋トレがまともに出来ません。
やっぱり、筋肉をつけたり、体脂肪を減らしたりして理想の体型を目指す場合は、最低でも大きい筋肉(胸・背中・脚)だけはしっかり鍛えたいところ。
そうなると、必然的に胸のトレーニングをしっかりするためにトレーニングベンチは必要になってくるので、筋トレ初心者はダンベルとセットで購入するようにしましょう。
フラットベンチでおすすめなのは、有名なメーカーでもあるアイロテックだと思いますが、現在は在庫切れになっているみたいです。
なので、安定性がありそうで購入者レビューが良さそうなフラットベンチを探して購入することをおすすめします。
現時点だと、リーディングエッジのフラットベンチが良さそうかな。
もし、お金に余裕がある場合は、インクラインベンチ(角度が変えられるトレーニングベンチ)の方をおすすめしておきます。
普通のトレーニングベンチ(フラットベンチ)よりも、インクラインベンチを購入することで、やれる筋トレの種目が増えますから。
やれる筋トレの種目が増えるということは、それだけ色々な角度から筋肉に刺激を与えやすくなって、筋肥大が起こりやすくなるということなので、もしお金に余裕がある場合は、最初からインクラインベンチを購入しましょう。
ちなみに、私も筋トレを始めた頃は普通のフラットベンチを購入するか、インクラインベンチを購入するか?を迷ったのですが、頑張ってインクラインベンチを購入しました。
今思うと、インクラインベンチを購入しておいた良かったです。(壊れない限り、買い替えもしないですからね)
筋トレ初心者に必要なグッズ
腹筋ローラー
腹筋ローラーは強度が高いトレーニングなので、筋トレ初心者は最初はキツイかもしれませんが、腹筋を効率よく鍛えるなら腹筋ローラーを購入しておいて損はありません。
腹筋ローラーは腹筋を鍛えるだけではなく、二頭筋や三頭筋、脊柱起立筋や三角筋など、多くの筋肉を同時に鍛えることが出来るというメリットもありますから。
ただ、やり方によっては背中や腰を痛めやすいというデメリットもあるので、そこは注意が必要。
腹筋ローラーを実践する時は、最初は膝をついてやればOK。
普通の腹筋トレーニングは、腹筋のみに負荷を乗せるのが結構難しいので、それを考えると、普通にコロコロやるだけで腹筋に負荷をかけやすい腹筋ローラーを筋トレ初心者がやるのはおすすめかもしれません。
ただ、腹筋ローラーはどちらかと言うと、腹筋の筋肉を伸ばす動作(伸展)に対して負荷が強い種目なので、腹筋の筋肉を収縮しやすいクランチなども併用してやっていったほうが良いでしょう。
腹筋ローラー自体は、安価で購入できるトレーニング器具ですから、最初から揃えておいても損は無いと思いますよ。
パワーグリップ

筋トレ初心者でも1つだけ用意したほうが良いトレーニンググッズは、パワーグリップです。
最初は、女性は要らないかもしれませんが、男性はパワーグリップは購入しておくことをおすすめします。
パワーグリップは、トレーニング中に握力が弱るのをサポートするために使用します。
例えば、ダンベルを持って
- ブルガリアンスクワット
- ダンベルスクワット
- ダンベルベントオーバーローイング
- ワンハンドローイング
- 懸垂(チンニング)
- サイドレイズ
- アップライトロウ
私が筋トレ初心者の時は、ゴールドジムのリストストラップを使用していたのですが、巻くのが面倒くさかったというデメリットがあったので、ここではおすすめしていません。
また、リストストラップは、高重量を扱う筋トレに向いている為、筋トレ上級者にはおすすめなのですが、そうではない筋トレ初心者〜中級者は、パワーグリップのほうが使いやすいです。
実は、私も後から購入したパワーグリップの方が使い勝手が良かったので、現在はそちらばかり使用しています。
おすすめのパワーグリップは、パワーグリップの中では安価で性能も良いG1H1のパワーグリップです。
実際に私も使用していますが、かなり気に入っています。
筋トレ初心者にあると便利なトレーニング器具やグッズ
ここからは、
「筋トレ初心者は最初は無くても問題ないけど、最初からあると効率よく筋肉がついたり、腹筋が割れやすくなったりするかもしれないですよ」
というトレーニング器具やグッズを紹介していこうと思います。
まあ、簡単に言うとお金に余裕がある筋トレ初心者は、最初から揃えておくと良いですよ、というトレーニング器具やグッズのことです。
トレーニングマット

トレーニングマットは、トレーニングベンチを購入した時に床を傷つけたくない場合や、筋トレ中の滑り止めを考慮する場合は、購入しても良いでしょう。
ちなみに私は、最初から床を傷つけたく無い理由で購入しましたが、現在はストレッチをする際にもトレーニングマットは役立つな、と感じています。
懸垂マシン

懸垂マシンがあると、背中(広背筋)と胸(大胸筋下部)、上腕三頭筋のトレーニングのバリエーションが増えるので、効率よく筋肉をつけやすくなります。(逆三角形の体型も作りやすくなる)
私の場合は、筋トレ初心者から1年以上経ってから懸垂マシンを購入したのですが、お金に余裕がある場合は、最初から購入することをおすすめします。
私自身、背中(広背筋)のトレーニングで懸垂(チンニング)が出来るようになって、背中の筋肉の発達具合も変わってきた、という実感もありますから。
もちろん、懸垂(チンニング)は、適切なフォームでをすることが大切なのですが、多少できなくてもある程度までは筋肥大しやすいので、最初から懸垂マシンがあっても損は無いと思います。
ただし、懸垂マシンを置く場所と購入するお金が無い場合は、無理して購入する必要はありません。
懸垂マシンに関しては、どこのメーカーでも良いと思いますが、あまり安価なモノを購入すると、作りが弱かったりする場合もあるので、1万円前後くらいの懸垂マシンを選ぶと良いでしょう。
ちなみに私は、アルインコの懸垂マシンを購入しましたが、現在も壊れること無く利用できています。(3年以上使用)
リストラップ

リストラップは、手首を保護するためにあるグッズ。
例えば、胸の筋肉を鍛える種目のダンベルプレスや、肩を鍛える種目のショルダープレスなどは、手首をリストラップで固定することで、
- 鍛えたい目的の部位に効きやすくなる
- 重い重量が扱えるようになる
- 手首を痛める確率が減る
まだ、筋トレ初心者で軽い重量しか扱わない時でも、元々手首が細かったり弱かったりする場合は、リストラップを購入して使用していっても良いでしょう。
男性の場合は、扱う重量も女性よりも重いですから、お金に余裕がある場合は、トレーニングの質を上げる為に最初からリストラップを活用していくのも良いと思います。
私は、筋トレを初めてから少し経ってから購入しましたが、あとから思うと「最初から購入しても良かったな」と思っています。
それほど高価なものでも無いですからね。
ちなみに、おすすめのリストラップはSchiek(シーク)です。
私も使用していますが、良い感じで手首も固定できますし、作りもしっかりしています。
補足
筋トレ初心者が最低限必要なトレーニング器具やグッズを揃えたら、今度は正しい筋トレをしていく必要があります。
・・・という事で、自宅で出来る筋トレに関しては、下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、筋トレ初心者が自宅で筋トレをする時に最低限必要なトレーニング器具やグッズを紹介してきました。
筋トレ初心者が最初に揃えるべきトレーニング器具とグッズは、
- ダンベル
- トレーニングベンチ
- 腹筋ローラー
- パワーグリップ
トレーニングベンチに関しては、出来ればインクラインベンチの方が今後のトレーニングの幅が広がっていくのでおすすめ。
あと、お金に余裕がある場合は、
- トレーニングマット
- 懸垂マシン
- リストラップ
これだけ揃っていれば、筋トレ初心者として始めた段階からかなり効率よく全身を鍛えることが出来ると思います。
また、今回紹介した器具やグッズを購入したとしても、1年間トレーニングジムに通った場合の会費よりも、遥かに安価(全部で5万円くらい)だという事実も伝えておきましょう。
もし、あなたがこれから自宅で筋トレをしていく場合は、トレーニング器具とグッズを充実させて、良い環境で筋トレをして、理想の体型を目指して頂ければ、と思います。
この記事が参考になれば幸いです。
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